2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
この話は趣味で登山を続けているYさん(30代・男性)が、昨年の秋に体験した話。 その日、YさんはN県にある標高1,◯00mほどの山に登っていた。 天気は快晴。 平日ということもあり、登山道に人の姿はほとんどなかった。 ゆるやかな尾根道に出た頃に…
これは、Sさんが引っ越した直後に体験した出来事。 就職を機に一人暮らしを始めたSさん。 新生活の運気を上げようと、駅前の骨董市で真っ白な張り子のだるまを一つ購入した。 古道具屋の隅に置かれていたそれは、手作りなのか少しいびつで、他と比べると妙に…
これは大学時代に肝試しに行ったという、Tさんから聞いた話。 Tさんたちは友人6人のグループで、とある山奥の古民家を訪れた。 すでに人が住まなくなって久しく、屋根の一部も抜けかけていたが、知り合いの親戚の持ち物で取り壊しが決まっていたため、一…
Kさんが小学生の頃に体験した話。 当時住んでいたのは、山あいにある静かな集落だった。 街灯も少なく、夜になると辺りは真っ暗になったが、自然に囲まれたのどかな場所だったという。 その村には、少し変わった風習があった。 「影送り」と呼ばれるもので…
これは会社員のMさんが実際に体験したという話。 その日Mさんは仕事からの帰宅中、スマホに「留守番電話が1件」と表示されていることに気づいた。 発信元は非通知。 だが内容を確認してみると──自分の声だった。 『…オレだけど…たぶん、大丈夫、もうすぐ帰…
この話は、大学生のIさんが体験した出来事だという。 Iさんは、郊外の二階建てアパートの一室に一人で暮らしていた。 夏も終わりに近づいたある夜、部屋の窓を開けて夜風に当たりながらスマホを見ていた。 その時だった。 「コン、コン」 耳をすますと、窓…
これはRさんが昔、古道具屋で働いていた時のこと。 遺品整理の依頼で引き取った荷物の中に、木枠が黒ずんだ古い額縁があった。 中の写真はすでに抜かれており、ガラスと台紙だけが残っている。 湿気を含んだような匂いが微かに漂っていたが、Rさんはそれを…
Eさんが転勤を機に引っ越したのは、地方のとある町にある古びた一軒家だった。 家賃は月2万円。 風呂トイレ付きで、間取りも一人暮らしには十分。 築年数は古いものの、特に事故物件などの説明もなかった。 最初の一週間は特に問題もなかった。 静かな環境…
これはTさんが高校生の夏、田舎の親戚の家に泊まりに行ったときの話。 その村は山間にあり、携帯の電波もろくに入らないような場所だった。 Tさんにとっては退屈な時間だったが、近所の子どもたちと話すうちに一つだけ気になる場所の話を聞いた。 「崖の上…
これはYさんが大学生の夏休みに体験した話。 Yさんは数年ぶりに祖父母の家を訪れていた。 山間の古い家で、子どもの頃はよく裏山を駆け回って遊んでいたという。 到着した日の午後、夕飯まで少し時間があったので、懐かしさから一人で裏山へ登ってみること…
Kさんが大学時代に体験した話。 夏の終わり、Kさんは友人4人と一緒に、人けの少ない山奥のキャンプ場を訪れた。 標高は高く、夜になると一気に気温が下がる場所だったが、年に一度の恒例行事となっていた。 その晩も焚き火を囲んで他愛もない話をしていたが…
Yさんは新緑の眩しい季節を選んで、愛車のバイクで気ままな一人旅を続けていた。 予定していたルートを少し外れ、地図にも載っていないような細い山道に入り込んでしまったのは、もう日が傾きかけた頃だった。 焦りと不安を感じ始めたYさんの目に、不意に小…
会社員のKさんは、都内の築三十年近い古いマンションに引っ越してきたばかりだった。 家賃は安く駅からも近い。 設備は年季が入っていたが、広さのわりに格安だった。 最初の一週間は何の問題もなかった。 だが、それはアラームが鳴った日から始まった。 そ…
ネットで知り合ったFさんから聞いた話。 Fさんがそのアパートに引っ越してきたのは、仕事の都合で急遽決まった異動がきっかけだった。 築年数は古いが、内装はリフォーム済みで綺麗。 家賃も安く立地も悪くなかった。 ただひとつだけ気になるのは、入居時…
大学生のSさんが住むのは、都内郊外に建つ築40年のアパートだった。 木造二階建て、六世帯が住む古びた建物で、メインの階段の他にSさんの部屋の横には、古い鉄製の非常階段が取り付けられていた。 その非常階段は黒い階段と呼ばれ、住人の間ではある噂が…