怖い話と怪談の処

このブログは知り合いから聞いた話や、思いついた話を載せていきます。完全に自作した話やAIにアイデアを貰った話、心霊系動画に使えそうな素材等を置いていきます。使用したい場合はこのサイトについてを、画像素材は画像素材のTOPの注意事項を必ず読んで下さい。

山関係

木が鬱蒼と茂る森の中から

山奥に住むBさんから聞いた、奇妙な体験談。 Bさんがまだ小学生だった頃、山裾の小さな村に住んでいた。 家のすぐ裏は森が広がり、少し歩けば山道が始まるような自然豊かな環境だった。 BさんにはF君とEちゃんという仲の良い友達がいて、よく3人で森の中で秘…

顔のない蛇の祠

毎年夏になると、家族で山の別荘に行くのが恒例だった。 別荘の裏手には鬱蒼とした森が広がっており、子供の頃は少し不気味な感じがして近づかないようにしていた。 ある年の夏、好奇心に駆られて森の中に入ってみた。 木々の間を進んでいくと、小さな祠を見…

注連縄に囲まれた祠

友人は子供の頃、山間の小さな村に住んでいた。 村の外れには鬱蒼とした森が広がる山があり、そこには「入ってはいけない」と村人たちに言い伝えられている場所があった。 理由は定かではないが、その場所は昔から何かがいると噂され近づく者はいなかった。 …

竹藪と色あせた風車

小学校の帰り道、私はいつも近道のために裏山にある竹薮を抜けていた。 鬱蒼とした竹林は昼でも薄暗く、少し不気味だったが近道できるメリットには代えられなかった。 ある日、いつものように竹薮を歩いていると、奇妙な物音に気づいた。 ガサガサと竹が揺れ…

霧の中に浮かぶ背の高い人影

これは知り合いの人から聞いた話なので、聞いたそのままをここに記述します。 深い霧に包まれた山奥の森。 焚き火の爆ぜる音だけが響く静寂の中、キャンパーのVは一人、テントの中で不安に震えていた。 さっきから焚き火の向こうの霧の中に、人影のようなも…

山小屋に入ってこない人

知り合いのRさんは山登りが趣味で、週末や長期休暇に登山を楽しんでいた。 夏の初め頃、たまたま取れた長期休暇を利用して、山に登り、山小屋で一泊することにした。 山小屋には2段ベッドが2つあり、Rさんは下の段で寝ることにした。 夜、Rさんが本を読んで…

かくれんぼの時に草むらから出てきたもの

知り合いのYから聞いた話。 時期は5月の午後、小学5年生のYは、いつものように友達数人と近くの山でかくれんぼをしていた。 山の中と言っても森のような鬱蒼と茂った木々等はなく、草や雑木、木がまばらにある林のような場所で、子供にとって最高の遊び場だ…

遭難した時に洞窟にいた人

大学生のFは登山が趣味だった。 ある日、Fはいつもと違う山に挑戦することにした。 それは人里離れた奥地にあり、難易度が高いことで知られる山だった。 Fは朝早く登山を開始し、順調に山頂を目指していた。 しかし午後になると天候が急変し、濃霧が立ち…

山奥の祠の中にあった犬頭の石像

もう20年以上前の事。 夏のある日、私は大学の友人3人と山奥でテントを貼りキャンプをしていた。 周囲は木に囲まれた場所だった。 昼間、私たちは周囲を探索していたのだが、しばらく歩いていると友人Bが足を滑らせて転んでしまった。 彼が転んだ先には…

岩場の影から覗いている

私の知り合いAは、子供の頃に山奥にある小さな村で育ち、近所の子供たちとよく山の中にある河原で遊んでいた。 ある夏の日、Aたちはいつものように河原で遊んでいたが、ふと岩場の影に人のようなものが、顔だけ半分出してこちらを覗いているのを見つけた。…

深夜のテニス

高校時代、テニス部に所属していた私は、夏休みに合宿で地方の山奥にある宿泊施設に泊まっていた。 緑に囲まれた静かな環境で、日中の練習は充実していた。 しかし夜になると話は別だ。 街灯も少なく周囲は真っ暗闇に包まれる。 虫の鳴き声だけが響き渡り、…

雪の上にあった赤いハイヒール

雪の降る夜、私は友人と二人で山近くの道を車で走っていた。 道の端にはだいぶ雪が積もっているためか、他に走っている車は無くガラガラ。 しばらくすると私たちは山間部に入り、視界が悪くなっていた。 雪は強くなり、路面も真っ白になり始めていた。 カー…

濃霧の中で聞こえてきたすすり泣き

大学の山岳部員である健太、美咲、翔太の3人は、夏休みを利用してS県の登山に挑戦していた。 登山計画通り順調に登頂を果たしたが、下山中に突然の濃霧に包まれ道を見失ってしまった。 不安と焦りを感じながら、3人はヘッドライトを頼りに樹林帯を進んだ。

雪洞を掘っていた時に出た生き物

知り合いが冬山で雪洞を掘っていた時のこと。 シャベルで雪を掘り進むと、雪洞の奥の壁が急に揺れ始めた。 何事かと近づくと、いきなり壁から、白くふわふわしたものが飛び出してきた。 どうやら雪洞の途中に隠れていたらしい。

霧に消えた少女

夏休み、私は家族と山奥にあるキャンプ場を訪れた。 緑あふれる自然に囲まれ、心は解放感でいっぱいだった。 キャンプ2日目、私は一人で森を探検することにした。 木々の間を縫って歩きながら、珍しい虫や植物を見つけては喜んでいた。 しばらく歩いている…