怖い話と怪談の処

いつも☆くださる方、ありがとうございます。このブログは知り合いから聞いた話や、思いついた話を載せていきます。完全に自作した話やAIにアイデアを貰った話、心霊系動画に使えそうな素材等を置いていきます。

家、旅館関係

襖の奥から聞こえる音

Uさんが体験したというこの話は、古い旅館での出来事。 Uさんは仕事の都合で地方の古びた旅館に泊まることになった。 その日は夕方から激しい雨が降り続いており、旅館の廊下には湿気が染みついているような重い空気が漂っていた。 彼の部屋は木造の和室で、…

【都市伝説系】白い館

とある地方の小さな村に一軒の古びた洋館があった。 その館は「白い館」と呼ばれ、村人たちの間で恐ろしい噂が囁かれていた。 昔、その館には裕福な一家が住んでいたそうだ。 美しい庭園と広々とした部屋を持ち、村人たちから羨ましがられていた。 しかしあ…

海辺のホテルの13号室

この話はとある寂れた港町にある、海のすぐ近くに佇む廃墟ホテルでの話。 そのホテルは、かつては多くの観光客で賑わっていたそうだが、今は見る影もなく朽ち果て、地元の人間ですら近寄らないと言う。 そんな誰も寄り付かなくなったホテルにまつわる、恐ろ…

深夜2時に天井裏から聞こえる音

東京より山側にある、とある町でのこと。 そこに一人暮らしをしていた大学生のAさんは、数日前から奇妙な現象に悩まされていた。 それは夜中の2時になると、決まって天井裏から「トトトトト」という足音のような音が聞こえてくるというものだった。 最初はネ…

部屋の奥の壁

梅雨の晴れ間、久しぶりに強い日差しが降り注いだ日のこと。 一人暮らしの女性Sさんが、引っ越しをしようと荷造りをしていた。 段ボールに荷物を詰め込みガムテープで封をしていると、ふと、部屋の奥に何か黒い影のようなものが見えた気がした。 「なんだろ…

赤い影の見えるマンション

この話の舞台は都内から少し離れた、とある郊外にそびえ立つ築30年ほどの少し古びたマンション。 そのマンションでは、数年前から不可解な噂が流れ始めていた。 それは深夜にエレベーターに乗ると、決まって自分の後ろに真っ赤な人影が映り込む、というもの…

丑三つ時、庭にある井戸から聞こえる話し声

これは私の友人Kが、大学時代に体験した話。 KとFは夏休みに、二人の高校時代の友人のYが、地方で借りたという一軒家に遊びに行くことになった。 Yの家は二階建てで、広い庭には古びた井戸があった。 その一軒家は驚くほど安い賃料で借りられたとYは話してい…

0時の訪問者

これはある真夏の夜、0時を過ぎた頃に体験した話。 その夜、俺と友人のBは、大学の夏休みを利用してBの親が持っている山奥の別荘に泊まっていた。 昼間は川遊びやバーベキューを楽しみ、夜は涼しい風に当たりながらビールを飲んでリラックスしていた。 夜も…

庭園に移動するすすり泣く声

大学時代の友人たちが、夏休みに久しぶりに集まることになった。 彼らは「怪現象が起こる」という噂のある山奥の古い旅館に泊まることにした。 友人の一人が運転する車で、話に花を咲かせながら旅館へ向かった。 夕方、旅館に到着すると、チェックインを済ま…

決まった時間に隣から聞こえる音

これはA子さんという子が一人暮らしをした時の話。 A子が一人暮らしを始めて3ヶ月が経った。 住んでいるアパートは築年数は古いものの、家賃も安く、駅にも近いので気に入っていた。 ある夜、いつものようにベッドで本を読んでいると、壁の向こうからかすか…

砂浜を歩く影

6月初旬、Yと友人は気分転換に海辺の安いホテルを訪れた。 まだシーズンオフだったためか、ホテルは閑散としており、宿泊客の姿はほとんど見られなかった。 午前中にホテルに到着した二人は、荷物を部屋に置いてすぐに近くの海に出かけた。 曇り空ではあった…

押入れの住人

Aさんは職場から遠くても安いアパートを選んで住んでいた。 普段は規則正しい生活を送っていて、夜更かしをすることなど滅多になかった。 しかし、お盆休みで10日間の休暇に入り、久々の自由時間を満喫していた。 その夜、Aさんは珍しく夜中までネット動画を…

旅館の部屋の中から聞こえてくる声

友人のKが大学生の頃、長期休みを利用して、一人でとある県北部の温泉街に旅行に出かけた時の話。 旅行の目的は温泉と、山間に点在する様々なお寺を巡ること。 大学で歴史を専攻していたKにとっては、まさにうってつけの旅先だった。 午前中に旅館に到着した…

旅館の廊下から何かを引きずるような音

友人Aから聞いた話だが、これがかなり気味が悪い。 Aが一人で山奥の温泉旅館に泊まった時のことで、都会の喧騒を離れて、ゆっくり羽を伸ばそうと出かけたそうだ。 Aの部屋は廊下の奥の方。窓の外は真っ暗で虫の声だけが響く静かな夜だったらしい。 そろそろ…

山奥にある古びた旅館 天井裏の足音

大学二年の夏、俺たち三人、SとKとTは、ゼミの仲間と卒業旅行に行った。 行き先はKの地元である東北の温泉地。電車とバスを乗り継ぎ、山奥にある古びた旅館に到着した頃にはすっかり日が暮れていた。 旅館は歴史を感じる木造建築で、廊下は軋み、部屋はどこ…

本棚の奥にある暗闇

深夜、フリーランスのライターUさんは、自宅の書斎でブログ記事の作成に没頭していた。 一区切りついたUさんは、大きく伸びをしてから「そうだ、コーヒーでも淹れて休憩しよう」と立ち上がった。 ふと背後にある本棚に目を向けると、何かが動いたような影を…

旅館の湯船から現れた爺さん

友人のIさんから聞いた話。 Iさんは、会社からようやくまとまった休暇をもらい、リフレッシュしようと山奥にあるG県の旅館へ向かっていた。 Iさんが旅館に到着したのは昼過ぎ。 周囲を高い山々に囲まれたその旅館は古びた木造建築で、どこか懐かしい雰囲気が…

深夜の公園のブランコ

私が何年か前に体験した話。 その日は秋の終わり頃で、深夜の仕事帰りにいつもの道を歩いていた。 街灯がポツポツと灯る静かな夜道、帰り道にある家はほとんど電気が消えている。 公園に差し掛かった時、何気なく公園を見ていると、視界に入ったブランコが音…

深夜の廊下から響く濡れた足音

大学生の知り合いAから聞いた話。 夏休みのある日、Aは友人S、Eの3人で日本海側の海の近くのホテルに泊まった。 昼間は近くの海で泳ぎ、夜はホテルで海の幸を堪能した。 温泉に入り、部屋に戻ってカードゲーム等で遊び、気がつくと0時近くになったので寝る事…

泊まった旅館の天袋

知り合いのKさんが体験した話。 一人の旅を好むKさんは、その日は地方の古い旅館にたどり着いた。 山間のひっそりとした場所に佇むその旅館は、年季の入った木造建築で、どこか懐かしい雰囲気を漂わせている。 早速旅館の入り口で挨拶をし、出てきた主人に予…

田舎に住んでる爺ちゃんちの納屋

蝉の声が響き渡る夏の夏休み、私は田舎の爺ちゃんの家に泊まりに行っていた。 古い木造家屋は風情があり、縁側でスイカを食べながら爺ちゃんの昔話を聞くのは、子供時代の私にとって最高の楽しみだった。 ある夜、私は縁側に布団を敷いて蚊帳を吊って寝てい…

安アパートの部屋に浮き出るシミ

大学時代、Yさんは家賃が安く、大学から少し離れたアパートに住んでいた。 夏のある日、夜遅くにアルバイトから帰ってきたYさんは、テレビ等を置いてある部屋の出入り口の壁に、薄っすらとした半円の黒いシミがある事に気がついた。 最初は気にしなかったYさ…

キッチンの棚の隙間

私が小学4年生の時の話。 夜中の2時頃、私はトイレで目を覚ました。 用を済ませて部屋に戻ろうとすると、台所から物音が聞こえた。 「誰?・・・兄ちゃん?」 私は恐る恐る台所へと向かった。 薄暗い台所には誰もいない。しかし確かに何かが動いたような音が…

台所にいた人

大学生のTは友人のSとFと一緒に、夜の21時過ぎに車で心霊スポットの廃墟に行った。 薄暗い廃墟の中はひんやりと静まり返り、不気味な空気が漂っていた。 懐中電灯の光を頼りに奥へと進んでいくと、埃まみれの古い家具や壊れた人形などが散乱しており、Tたち…

小さな赤い毬

ある夏の夜、私は田舎の祖父母の家で従兄弟たちと遊んでいた。 家は古い木造家屋。 私たちはかくれんぼをして遊んでいて、私は一番年下の従兄弟(女の子でAちゃんとする)を見つけようと座敷に向かった。 座敷はシーンと静まり返っているのだが、襖に隠れて…

【怪談2本】頭部が異様に大きい影、座敷に現れた遊び相手

頭部が異様に大きい影 祖母の家には広々とした座敷があり、家自体は古い家屋で床は年季の入った板張り。ところどころ傷や穴が空いていて、それがまた古い雰囲気を醸し出していた。 ある日、私はその座敷で一人昼寝をしていた。ふと、何か視線を感じて目を覚…

座敷で見た影

私が小学校5年か6年の時の話。 母の実家には広い座敷があった。 古い木造家屋特有の、薄暗くひんやりとした空間だ。 そんな田舎だが、毎年夏になると父の運転で母と遊びに行く。 しかし何故か母は泊まらずに帰ってしまう。 小さい頃は別に何とも思わずに母…

座敷で自分の周りを歩く音

私は子供の頃、夏休みになると母親の実家によく泊まりに行っていた。 ハハの実家は築100年を超える古い家で、夏でもじめじめと暑く、蚊取り線香の煙が常に立ち込めていた。 ある日、昼間に一人で座敷で本を読んでいた時のこと。 誰もいないはずなのに、自…

ガタガタと揺れる襖

友人Sから聞いた話。 夏休みの期間中、大学生のSは自転車で地方を旅していた。 山間の小さな村に辿り着いた頃には、日も暮れ始めていた。 Sは偶然見つけた古い民宿に泊まることにした。 民宿は50代くらいのYさんという夫婦が二人で経営していて、Sの…

家の中から幽かな笑い声

古びた町に佇む一軒の古民家。 その古い家に住む老夫婦が、時折見かける不思議な光景に困惑していた。 ある日の夜更け、二人は共に居間で過ごしていた。 そろそろ寝ようかと話していた時、家の中に幽かな笑い声が響き渡った。