怖い話と怪談の処

あなたが今読んだその話、本当に「作り話」だと言い切れますか?

2024-01-01から1年間の記事一覧

除霊師の一族:第三話 - 邪霊の館

ある日、結衣のもとに助けを求める手紙が届いた。それはある古い館に住む家族からのもので、館では夜な夜な奇妙な音や影が現れ、家族全員が恐怖におののいているという。 結衣は館の所在地へと向かった。館の門をくぐるとすぐに異様な気配を感じ取った。 館…

除霊師の一族:第二話 - 村の祟り

ある日、結衣のもとに一通の手紙が届いた。手紙は遠くの村からで、奇妙な出来事が続いているという内容だった。村人たちが次々と原因不明の病に倒れたり、家畜が急に死んでしまったりしていた。 結衣はその手紙に記された村へと向かった。村の入り口で待って…

除霊師の一族:第一話 - 藤原結衣(ふじわらゆい)

藤原結衣は20代半ばの女性で、除霊師の家系に生まれた。その家族は代々悪霊を退治し、浄化する力を受け継いできた。 結衣の両親もまた除霊師として名高い存在だった。幼い頃から霊の存在を感じることができた結衣は、自然とその力を受け入れ訓練を重ねてきた…

山小屋で聞こえてくる「トントン」という音

山深い山中で一人で登山をしていた時の話。 日が暮れ、予定していたよりもだいぶ道を進んでしまっていた私は、途方に暮れかけていた。 そんな時、木々の奥まった所に古びた山小屋があるのに気づいた。 「あんなところに…」 山小屋なら管理人が常駐しているは…

消えた通学路

K君は毎朝通っている通学路が好きだった。 家から学校までの道のりは、友達と合流して一緒に歩くのが楽しみだったからだ。 その日もいつものように家を出て、友達と待ち合わせ場所で合流した。 ところがいつもの角を曲がった瞬間、K君たちは立ち止まった。 …

【都市伝説系】高身長の女性

都会の喧騒から離れ、田舎の大学に進学するために引っ越してきたFさん。 新しい環境に胸を躍らせていたが、そこで奇妙な噂を耳にすることになった。 Fさんが大学に入学して間もない頃、友人たちと一緒に村の古い図書館で課題に取り組んでいた。 図書館は夜遅…

【都市伝説系】白い館

とある地方の小さな村に一軒の古びた洋館があった。 その館は「白い館」と呼ばれ、村人たちの間で恐ろしい噂が囁かれていた。 昔、その館には裕福な一家が住んでいたそうだ。 美しい庭園と広々とした部屋を持ち、村人たちから羨ましがられていた。 しかしあ…

お盆の夜の肝試し

お盆の夜、Sさんと友人たちは夏の恒例行事として、肝試しに出かけることにした。 目的地は地域の外れにある古いお寺の跡地だった。 時間は23時過ぎ、懐中電灯やスマホのライトを手にしたSさんたちは、お寺の跡地へと向かったのだが、途中で奇妙な音や影に驚…

見知らぬ人が混じる盆踊り

お盆の夜、Sさんたちの村では毎年恒例の盆踊りが開催されている。 盆踊りやぐらの周りには色とりどりの提灯が灯り、村人たちは浴衣を着て賑やかに踊りを楽しんでいた。 Sさんも友人たちと一緒に輪の中に加わり、盆踊りのリズムに合わせて踊っていた。 笑い声…

墓参りに行った時にいた人

小学生だったSさんは、毎年家族と一緒に亡くなった祖父の墓参りに行っていた。 真夏の日差しが照りつける中、家族は祖父の墓に向かい手を合わせて供養を始めた。 墓参りが終わり家族が帰ろうとしたその時、Sさんが周りの墓地を見渡していると、そこには見覚…

狐の宴

ある晩、山奥の小さな村に住むSさんは森の奥で仕事をしていたのだが、休憩していたときについ寝てしまい、気がつくともう夜になっていた。 おもいきり寝過ごした!と急いで帰っていると、夜の静けさの中にかすかな音楽のようなものが聞こえてきた。 「こんな…

狐火の奇妙な体験

ある夏の夜、Aさんは山奥の温泉宿に一人で宿泊していた。 その日は涼しい風が吹いており、夕食後に夜の散歩に出かけた。 山道を歩いていると、ふと前方に青白い光が見えた。 「何だろう?あの光は」 Aさんは好奇心に駆られて光の方向に足を向けた。その光は…

消えていく終電の乗客

7月の蒸し暑い夜、Aさんは仕事が遅くなり終電間際の電車に駆け込んだ。 車内は思ったよりも混んでおり、座席に座ることはできなかったがなんとか立っているスペースを見つけた。 電車が出発し、疲れた体を窓に寄りかからせながら、Aさんはぼんやりと外の景…

登山中、霧の中に見える先導者

ある秋の朝、友人のNとM、そして俺の三人は久しぶりに山登りに出かけた。 天気は曇りがちだったが、登山には問題ないと思っていた。 山の麓に着いた頃、霧が立ち込め始めていたが、俺たちは気にせず登ることにした。 登山道を進むにつれて霧はどんどん濃くな…

夜の海面に浮かぶ人

7月の蒸し暑い夜、Aさんたちは泊まりに来た宿の近くにある海辺で、コンビニで買った花火を楽しんでいた。 海風が心地よく賑やかな笑い声が響いていたが、ふとBさんが海を指さした。 「あれ、なんだろう?」 皆が指さす方向を見ると、夜の闇に溶け込むような…

廃病院で聞いたストレッチャーの音

心霊スポット好きの大学生たちが、廃病院に肝試しにやってきた。 彼らは懐中電灯を片手に廃墟となった病院を探索していると、地下室への階段を見つけた。 彼らは興奮しながら降りていく、階段を降りた先には狭い通路が続いており、空気がひんやりとしていた。…

川のささやきと影

Nくんが通う中学校のキャンプ行事には、キャンプ場の近くに小さな川が流れていて、昼間は生徒たちの遊び場だった。 水遊びや魚を捕まえたりして楽しむ事が出来る。 しかし、夜になるとその川から奇妙なささやき声が聞こえてくるという噂があった。 ある夜、N…

奇妙な短冊

ある年の七夕の夜、神社の境内は色とりどりの短冊で飾られた笹の葉で華やかだった。 Yさんはその神社で毎年行われる七夕祭りを楽しみにしており、今年も友人たちと一緒に参加していた。 夜空を見上げながら笹の葉を眺めていると、一枚の短冊が目に留まった。…

ショート怪談まとめ02

Eさんが小学生の頃、友人の家の地下室で遊んでいると、地面から囁き声が聞こえてきた。 耳を澄ますと「出て行け」と繰り返している。 驚いて友人に話すと彼も同じ声を聞いたという。 二人は怖くなり、その事を大人に伝えた。 大人たちは最初は信じなかったが…

ショート怪談まとめ01

1本だと短すぎる為、何本かここに載せて起きます。 知り合いから聞いた話。 深夜、山のキャンプ地の河原で友人と焚き火を囲んでいると、突然川の向こうから叫び声が聞こえてきた。 驚いて声の方に懐中電灯を向けると、対岸に苦しそうにして手を振る人影が見…

入ってはいけない裏山にあった狐の像

ある山奥の村には、古くから「狐の社」と呼ばれる神社があった。 この神社は村人たちにとって神聖な場所であり、毎年春には盛大な祭りが行われていた。 しかし、その神社には決して触れてはならない禁忌が存在していた。 その禁忌とは、「神社の裏山に入って…

キャンプ場の古びた吊り橋

知り合いのTさんから聞いた話。 Tさんは週末を利用して、友人たちと一緒に山奥のキャンプ場へ出かけた。 そこは木々が茂り、静かで落ち着いた場所だった。 到着した初日はキャンプファイヤーを囲み、楽しいひと時を過ごした。 翌日の朝、Tさんと友人たちはキ…

焚き火の向こうに見える影

キャンプ好きのYさんは、週末になるとよく山奥のキャンプ場へと足を運んでいた。 静かな自然の中で過ごす時間が、忙しい日常を忘れさせてくれるからだ。 ある秋の夜、Yさんは一人で山奥のキャンプ場へ向かった。 日が暮れた後、焚き火を起こして静かな夜を満…

深夜の予約電話

タクシー運転手のKさんは、深夜のシフトを終えかけていた。 夜のタクシー業務は酔っ払い客や奇妙な出来事が多いが、それに慣れてしまうのがこの仕事の常だった。 その夜も、Kさんは最後の一件を終えて会社に戻るところだった。 時計は午前1時半を指していた。…

屋上に潜む影

あるオフィスビルを警備しているMさんの話。 Mさんは、毎晩巡回の一環として屋上へ上がることになっていた。 昼間は社員たちで賑わっているこのビルも、夜になると不気味なほど静かになる。 ある夜、Mさんがいつものように屋上に上がると、視界の隅に黒い影…

【都市伝説系】職場の隠された部屋

古びた会社のビルには、知られていない謎の部屋があると噂されていた。 その部屋に足を踏み入れた者は、決して戻ってくることがないという。 その部屋の存在は、長年働いている社員たちの間でさえほとんど知られておらず、都市伝説のような扱いだった。 ある…

通勤電車で見たもう一人の自分

Yさんは毎朝、同じ時間に同じ満員電車に乗って会社に通っていた。 その日は特に疲れていたわけでもなく、いつも通りの通勤のはずだった。 いつものようにぎゅうぎゅう詰めの車内でなんとか立ち位置を確保し、吊革に掴まりながらボーッとしていると、ふと視線…

書架の間から覗く影

Nさんという人から聞いた話。 Nさんは大学生で、試験近くに深夜まで図書館で勉強することが多かった。 大学の近くにあるその図書館は、24時間営業しており学生たちにとっては非常に便利な場所だった。 ある晩、図書館で勉強をしていたNさんは、深夜1時を過ぎ…

終電に乗り合わせる黒いコートを着た人

Mさんは、毎晩遅くまで働く会社員だった。 仕事は次の日にまわしても良かったのだが、ついつい気になってやり続けてしまい、帰宅はいつも終電近くになってしまう。 そんな彼がある日、奇妙な体験をした。 その日は特に疲れていて、仕事が終わった頃にはもう…

視えないモノからの着信

知り合いのKさんが体験した話。 Kさんはその日、残業で帰りが遅くなってしまった。 帰宅してシャワーを浴び、ベッドに横たわるともう午前2時を過ぎていた。 スマホの画面を確認し、明日のアラームをセットして寝る準備をしていた。 するとその時、スマホが突…